神戸市、南米原産の特定外来生物「コカミアリ」初の侵入確認!対策が急務
神戸市は、南米原産で強力な毒を持つ特定外来生物である「コカミアリ」の初の侵入を確認しました。この侵入は、岡山県での確認からわずか数か月後の出来事で、これが国内での2例目の確認となります。コカミアリは非常に高い繁殖力を持っており、一度定着すると根絶が難しいため、市当局は侵入地域周辺に殺虫剤を含む餌を配置するなど、積極的な防除策を講じることを発表しました。
コカミアリは六甲アイランドのコンテナヤードで発見されましたが、このエリアは一般の立ち入りが許可されていない場所です。専門家の調査により、2023年9月6日に貨物コンテナを積み替えていた際に、アスファルトの隙間周辺から約50匹のコカミアリが見つかり、その後の検査で確定されました。このコンテナはフィリピンから岡山県倉敷市の水島港に向かう途中で陸揚げされ、水島港でもコカミアリ約200匹が確認されたため、神戸でも調査が行われました。
コカミアリは体長が1〜2ミリと非常に小さく、見つけることが難しい特徴を持っています。また、彼らに刺されると激しい痛みを伴うだけでなく、アレルギー反応を引き起こす可能性もあるため、市民の安全を確保するために迅速な対策が求められています。この問題に対処するため、神戸市当局は緊急の対策を進めています。
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