住信SBIネット銀行、住宅ローン最長50年の取扱い開始

 住信SBIネット銀行は、住宅ローンの新たな動向を示す重要なステップを踏み出しました。2023年8月4日より、住宅ローンの借入期間が最長50年まで拡大されることとなりました。この最長50年の借入期間は、同行が初めて導入するものであり、これにより顧客ニーズに柔軟に対応する新たな商品が市場に登場します。


これまで住信SBIネット銀行では、住宅ローンの最長借入期間は35年までとされていました。しかしながら、最近の戸建てやマンションの価格上昇などの市場変化や、住宅購入を考える若年層の増加などを背景に、この変革が実現しました。これにより、住宅ローンの借入期間が最長50年に延長され、より多くの方々のニーズに応えることが可能となりました。


対象となる商品は、住宅ローン(WEB申込コース)(対面相談コース)とNEOBANK住宅ローンであり、フラット35やフラットパッケージローンは適用外となります。この制度を利用するための条件は、借入時の年齢が18歳以上65歳以下であり、完済時に80歳未満であること、そして安定した収入があり、同行が指定する団体信用生命保険に加入可能な国内居住者です。


住宅ローンの金利タイプは、変動金利タイプと固定金利特約タイプ(2年・3年・5年・7年・10年・15年・20年・30年・35年)が選択可能です。また、借入金額は500万円以上2億円以下となります。なお、借入期間が35年を超える場合、最長50年までの範囲内であれば、年0.15％の上乗せ金利が適用されることになります。


住信SBIネット銀行の新たな取り組みは、変化する住宅ローン市場に対応する有益な選択肢と言えるでしょう。最長50年という長期間にわたる借入期間が、多様な顧客層にとって理想的な住宅購入の実現をサポートします。





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