『ウマ娘』二次創作問題の行方 ─ 開発者の厳重注意と馬主の意向にファンが注目
Cygamesが、スマホやPC向けの人気育成シミュレーションゲーム『ウマ娘 プリティーダービー』の開発者レターを公開しました。その中で、ウマ娘のキャラクターを使った不適切な二次創作がインターネットやSNS上で見受けられると指摘し、改めてガイドラインの順守を呼びかけました。このゲームでは、実在する競走馬をモデルにしたキャラクターが活躍しますが、競走馬やキャラクターのイメージを損なう二次創作は禁止されています。この方針はプロジェクト開始時から厳格に守られており、「競走馬のファンや関係者の皆様が不快に思う表現は避けていただきたい」という注意が繰り返し喚起されてきました。
ファンの間では、馬主からの反感を買わずに済むよう、このルールに厳格に従うことが求められてきました。しかし、2021年には「セイウンスカイ」と「ニシノフラワー」の馬主である西山茂行氏が『ウマ娘』の盛り上がりに好意的な反応を示していた中で、R指定の二次創作に関するトラブルが発生しました。西山氏は二次使用を全面禁止にする意向を示し、これにより一時的な論争が巻き起こりました。
この件は、西山氏が「ウマ娘は全年齢対象であるため、全年齢対象の二次創作は問題ないが、R指定のものはダメ」と述べ、それに従うよう求めたことで結末を迎えました。しかし、この一連の出来事は多くのファンにとって印象深いものであり、ネット上では大きな議論を呼びました。特にウマ娘ユーザーからは、「馬主の好意を得た矢先にこんなことが起こるなんて本当に残念」「ウマ娘ファンとして恥ずかしい」といった声が相次ぎました。
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