トヨタの新型ヴェルファイアが2000万円超えでインド市場に登場!
トヨタは2002年に、高級志向のユーザーをターゲットにした「アルファード」というミニバンを発表しました。その後、2008年には2代目モデルとしてアルファードがフルモデルチェンジし、より個性的な選択を求めるユーザー向けに「ヴェルファイア」という兄弟車が登場しました。
日本では2023年6月、アルファードの4代目モデルとヴェルファイアの3代目モデルが新たに発売されました。そして、今回はインド市場でも新型ヴェルファイアが登場。これが3代目のモデルとなります。
以前からインド市場には2代目ヴェルファイアが導入されており、今回の新型は初のフルモデルチェンジを受けることとなります。新型ヴェルファイアはインド市場においても、限られた仕様ではありますが、日本のモデルとほぼ同じ特徴を持っています。
新型ヴェルファイアの開発テーマは「性能を世界基準に昇華させる」。このために、プラットフォームを刷新し、TNGAプラットフォーム(GA-K)をミニバン用に最適化して採用しました。高級サルーンとしての性格を持ちながら、振動や騒音対策、燃費、走行性能などの基本性能の向上に注力し、内外装デザインや室内空間、使い勝手といった商品性にも改良が施されました。
日本仕様の新型ヴェルファイアには、高出力な2.4リッター直列4気筒ターボエンジンを搭載するガソリンモデルと、2.5リッター直列4気筒エンジンにモーターを組み合わせたハイブリッドモデルの2つが存在します。しかし、インド市場ではハイブリッドモデルのみが提供されます。
内装色に関しては、日本モデルではブラックかサンセットブラウンの選択肢でしたが、インドモデルではこれに加えて、アルファードにしか用意されていなかったニュートラルベージュも選ぶことができます。ボディーカラーもブラックとプラチナホワイトパールに加えて、プレシャスメタル(シルバー)も選択可能です。
新型ヴェルファイアのグレード構成は、ベースグレードの「ハイグレード」と、より贅沢な装備が備わった「VIPグレード - エグゼクティブラウンジ」の2種類。価格はハイグレードが1199万インド・ルピー(2062万円)、VIPグレード - エグゼクティブラウンジが1299万インド・ルピー(2235万円)となっています。
コメント
コメントを投稿