輝く瞳のトレンド！ドンキがけん引するカラーコンタクト市場の魅力！
「瞳を輝かせるカラーコンタクト（カラコン）の人気が急上昇中です。新型コロナウイルスの影響でマスクの着用が増え、特に１０～２０代のＺ世代の間で目元のコスメアイテムとして愛用されています。今ではファッションやシーンに合わせて複数のカラコンを楽しむ人が増え、美容に気を使う男性も利用者の中に増えています。国内市場は約９００億円と見積もられ、１０００億円に迫る勢いです。この拡大を牽引しているのは、ある大手ディスカウント店の功績が大きいのです。
最近の事故増加の裏には、カラコンのインターネット通販が広まっていることがあります。カラコンやコンタクトレンズは、正しく使用しないと眼のトラブルを引き起こす可能性があるため、「高度管理医療機器」として規制されています。しかし、現在はネット通販での購入が６割を占め、個人輸入による事故が増加しています。この状況において、実店舗で６割のシェアを持つドンキは、店頭で安全に販売されたカラコンの利点をアピールしています。
通常、カラコンを購入する際は都度同意書に住所や氏名を手書きする必要がありますが、ドンキでは「ｍａｊｉｃａ（マジカ）アプリ」に事前にコンタクトを利用する会員として登録しておけば、同意書不要で購入できる仕組みを導入しています。この利便性向上や、化粧品売り場にカラコンを配置して目立たせる戦略も功を奏し、ドンキのカラコン売上は、平成２０年の販売開始から現在では約１０倍に拡大しています。
調査会社ＧｆＫジャパンによれば、令和４年のコンタクトレンズ市場は前年比１０％増の３４８６億円と推計されています。その中でドンキは、約９００億円で４分の１をカラコンが占め、そのうち２割以上がドンキでの販売だと見積もられています。この強力な販売力を生かして、多くのメーカーが「ドンキ限定」の商品を展開しています。例えば、今年６月までの１年間で全国のドンキ店舗で最も売れたカラコンを製造するＴーＧａｒｄｅｎは、益若つばささんプロデュースの新色グレーをドンキで先行発売しました。同社担当者は「今年最も売れたブルーカラーも、ドンキで異例の速さで売れました。新色にも〝ドンキ売れ〟の期待があります」と語っています。
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