セイロガン糖衣Aの自主回収が台湾で発表される。安全性に対する取り組み!

 台北中央社によると、台湾の衛生福利部(保健省)食品薬物管理署は、日本から輸入された胃腸薬「セイロガン糖衣A」に関して、自主回収を業者に要請しました。この措置は、日本で同製品に関する自主回収情報が公表されたことに基づいています。対象となるのは合計37万4328錠の製品です。


「セイロガン糖衣A」は大幸薬品(大阪府)が日本で製造・販売し、台湾では台湾大幸薬品(台北市)が輸入・販売しています。日本での自主回収情報は先月25日に医薬品医療機器総合機構(PMDA)のウェブサイトで発表されました。回収の理由は、製造工場でのオウバク乾燥エキスの製造方法が承認書に記載されていなかったためです。そのため、該当原料を使用した全てのロットが自主回収の対象となります。


食品薬物管理署の陳恵芳副署長は、自主回収の対象となるロットについて説明し、台湾への輸入は2021年に1ロットのみだったことを明らかにしました。回収作業は今月27日までに完了させるよう業者に求められています。陳氏によれば、この製品は全民健康保険(健保)の対象外であり、年間の使用量統計は存在しませんが、販売データから判断すると、今年1~9月の間に134万錠以上が販売されたとされています。








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