任天堂、過去最高益を達成 - 新作ゲームと映画が業績を牽引

 任天堂が2023年4月から6月の第1四半期の連結営業利益を発表し、前年同期比82%増の1854億円を記録しました。これは同期間における過去最高益です。アナリスト10人の予想平均であった1449億円を上回り、好調な業績を示しました。


新作ゲームが大きな貢献をしました。5月にリリースされた「ゼルダの伝説 ティアーズオブザキングダム」は、1851万本の販売を達成しました。また、4月に公開された「ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー」もヒットし、モバイル・IP関連収入は前年同期比約2.9倍の318億円に増加しました。為替相場の円安もあり、為替差益も472億円発生しました。


任天堂は為替レートの前提を1ドル=130円、1ユーロ=135円に据え置きました。


第1四半期の業績に関して、発売7年目に入った「スイッチ」本体の販売目標は前期比17%減の1500万台、ソフトも前期比16%減の1億8000万本に据え置かれました。今期(2024年3月期)の営業利益予想も前期比11%減の4500億円とされました。


「スイッチ」本体の販売も、発売7年目にして異例の好調を示しています。6月の国内販売は前年同月比68%増の約38万台で、過去最高を記録しました。古川俊太郎社長は定時株主総会で、「スイッチ」がゲーム専用機ビジネスの歴史において「未知の領域に入った」とコメントしました。


米国モーニングスターの伊藤和典アナリストは、「映画の業績への寄与は市場が期待したほどではなく、ひとえにゼルダがすごかった」と述べ、スイッチ本体の減少トレンドを食い止めたのは映画の貢献が大きいとの見方を示しました。株価についても、過去には好業績でも会社計画を変更しなかったことで失望売りがあったが、「さすがに上方修正なしでもポジティブな反応をするのではないか」と述べました。





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